2019.03.15
整体(骨格・骨盤矯正)

ギックリ腰

ギックリ腰って何?


重い物を持ち上げた時や体を曲げた時など、特定の動作が原因で急に腰が痛くなり動けなくなってしまう現象『ギックリ腰』と言います。
正式名称は『急性腰痛症』と言い、突然起こる激しい痛みから欧米では【魔女の一撃】とも呼ばれています。



「重いものを持ち上げた時」になってしまう方が多いですが、「くしゃみした時」「お辞儀した時」「立ち上がろうとした時」などギックリ腰が起こる状況は多くあります。

しかし、ギックリ腰は突然なったりはしません。
骨格の歪み・腰の筋力不足、柔軟性の低下・過度なスポーツによる筋肉負荷など様々要因が重なり、徐々に筋肉の柔軟性がなくなり、腰にある一定以上の負担が蓄積されるとギックリ腰になります。

腰に異常なストレスがかかっている時に発症するということは、
若くて運動を十分にしていても、腰に負担が蓄積されるとギックリ腰になる可能性があると言うことです。

ギックリ腰になってしまったら


ギックリ腰になったら、痛くて日常生活がままらない期間は2~3日程度です。
その後、痛みはあるが何とか生活できる日が続き、多くは1週間~2週間程度で自然回復します。

しかし、ギックリ腰になってしまったら、出来るだけ早く整体院で施術を受けましょう。
ギックリ腰の痛みのピークは2~3日目というのが定説です。痛みが強くなる前に施術を受けたほうが後々楽に過ごせる様になります。
さらに、早めに施術を受けた方が回復も早く、癖になってしまう事を防ぐ効果もあります。
癖になってしまうと、年に数回ギックリ腰になってしまうと言う方もいるので早めに整体院での施術をオススメします。

また、ギックリ腰の中には、徐々に痛みが悪化し激痛になってしまうと言う物もあり、何もせず放置していると、痛みの原因である炎症物質がどんどん拡大していってしまう場合もあります。
その場合1ヶ月以上痛みが続くなんてこともあるので、できる限り早期に対処しましょう。

もしも深夜や整体院が休み・予約時間などの理由で直ぐに整体院へ行けない場合は、ご自宅で安静にして患部を氷のうなどで冷やしてください。

一般的に腰を痛めた直後から約48時間は炎症物質が出続けて、患部に熱が生じて痛みが広がっていくので、冷やして炎症を抑えるのが目的です。

この炎症物質はアイシングである程度抑えられるので、痛めた直後は、患部を冷やす事を徹底して下さい。



〈アイシングの方法〉
ビニール袋などに氷を入れて、袋の中の空気を抜き取り氷袋を作ります。(氷のう・アイシングバッグがあればそちらを使ってください)

患部にフィットさせるように当て約20分冷やします。(目安としては、患部の感覚がなくなるぐらいです。)

患部の感覚がなくなったら、氷袋を外し約40分待ちます。すると、感覚が回復し痛みが戻ってくるので再度冷やしましょう。

これを60分周期で繰り返し行って下さい。
※冷やしすぎは、凍傷になる可能性があるので注意しましょう。
※睡眠中は、凍傷を避けるため冷湿布などを使いましょう。
※冷やし続けても、痛みが緩和されない場合や痛みが増すようなら中止してください。

 

発症してから約48時間を目安に、強烈な痛みが和らいできたら冷やすことをやめても良いでしょう。

なお、先ほども言いましたが痛みのピークは初日ではなく2~3日目。初日がそれほど痛くないからといって、冷やすことをサボらないようにしましょう。

 

お風呂に入る場合は、2~3日ぐらいは、軽めにシャワーを浴びるか、濡れたタオルで拭く程度にしましょう。

患部の腫れが治まって触ってみて熱を持っていないようなら、湯船に浸かっても大丈夫です。炎症がなくなってからは、温めた方が治りも早くなるので積極的に湯船に浸かるようにしましょう。

※温めることににより、痛みが増したり・患部が腫れるようでしたら直ぐにお風呂からあがって下さい。もうしばらくは、軽めのシャワーにしましょう。

家での過ごし方


〔激痛で全く動けない場合〕


無理に動こうとせずに、ベッドで横になり少しでも楽な姿勢を見つけて安静にしましょう。

仰向けで寝る場合は、膝下に枕や丸めた毛布などを入れて、膝を90度ぐらいに曲げた状態にしたり、足を高くして寝ると腰への負担が少なくなり楽になります。

痛めてから2~3日は患部が炎症しているので、アイシングも一緒にしましょう。

楽になるようでしたら湿布や痛み止めを使うのも有効です。

コルセットを使うのも痛みを抑える効果があるので有効です。
コルセットは腰の動きをサポートするだけでなく、適度な圧迫で炎症や腫れを抑えてくれます。
ただし、コルセットは痛みがある程度治まったら外してください。
コルセットをし続けていると腰の筋肉がコルセットに頼ったまま弱っていってしまい、またギックリ腰になる原因になってしまうことも・・・


〔少しでも動ける場合〕


出来るだけ通常通りの日常生活を過ごしてください。

ベッドでずっと安静にするよりも、出来るだけ日常生活を過ごして動いていた方が断然回復が早くなります。

動けないほど痛む場合は無理せずに、動けるようになってからで大丈夫です。

動ける場合は、積極的に動きましょう。

※数日経っても痛みが引かない場合や下半身に痛みや痺れが出てきた場合は、
椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの病気が隠れている事があるので要注意です。
直ぐに病院に行ってください。

予防するには?


日頃から動き方や姿勢に気を付け、習慣的に適度な運動を行い十分な筋力と柔軟性を保つことが重要です。

●床の物を拾う時には腰を曲げるのではなく、膝を曲げて腰を落として拾う。
●持ち挙げた重い物に負けてせぼねが曲がってしまわないよう、腹筋や背筋を十分に鍛える。
●ストレッチで股関節を柔らかくし、腰の負担を分散させる。


お役立ち情報


ギックリ腰以外にも使えるので覚えて置きましょう。

〔応急処置〕

痛みを少しでも抑えたいのであれば「RICE(ライス)処置」という言葉を覚えておきましょう。
RICE処置とは、スポーツなどで起こったケガの損害を最小限にする為に行う応急処置のことです。
以下のそれぞれの処置の頭文字をとって「RICE」と呼びます。

R=Rest(安静)
I=Icing(冷却)
C=Compresshion(圧迫)
E=Elevation(挙上)

ギックリ腰の場合、R・I・Cは先ほど説明した「楽な姿勢で安静にする」「冷却(アイシング)」「コルセットでの圧迫」が当てはまります。

E=Elevation(挙上)とは、患部を心臓より高く上げることです。
患部を高い位置に持っていくことで、重力を使い炎症物質をコントロールします。
仰向けで寝る場合は、膝下に枕や丸めた毛布などを入れて、膝を90度ぐらいに曲げた状態にしたり、足を高くして寝ると良いでしょう。

 
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