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2024.05.12
整体(骨格・骨盤矯正)

布団やマットレスの硬さに迷っていませんか?

目次

    こんにちは!!名古屋市天白区の植田一本松にある、尾頭橋整体院 天白植田院 院長の藤田です。

    患者様に寝具についての質問をよくされるのですが・・・
    その中でも、マットレスの硬さについての質問が圧倒的に多いのです。

    よく聞かれるのは、『マットレスと布団だとどちらが良いのか?』『硬いほうが良いのか、柔らかいほうが良いのか?』
    などです。

    マットレスか布団どちらが良いの?


    結論から言うと『マットレス』の方が断然オススメです。

    布団に比べるとマットレスの方が圧倒的に厚みがあり、弾力と復元性がとても高いです。

    マットレスは、就寝時の身体にかかる圧力を分散してくれます。
    その為、一か所に負担が集中する事を防いでくれます。

    慢性的な腰痛などがある方は、マットレスにした方が痛みが感じにくくなります。
    逆に布団は、薄くて弾力性も低いので、マットレスと比べてしまうと身体に負担がかかりやすく寝心地も悪く感じてしまうでしょう。

    布団で寝た時に、腰が痛くなってしまう方がいますが、それは布団の弾力性が低い事により腰への負担が集中してしまっている事が原因です。

    マットレスは硬い方か柔らかい方どちらが良いの?


    実は、この答えは非常に難しくて、硬くても柔らかくてもダメなのです。

    よく硬いマットレスの方が腰痛には良いと言われますが、それは柔らかいマットレスだと腰の部分が沈み込んでしまい猫背のような状態になってしまうのでそう言われているのです。

    しかし、硬いマットレスにしてしまうと、沈み込みは少なくなりますが、反発力が強いので「腰・背中・かかと」など特定の部分だけで身体の重さを支えないといけなくなり、痛みが出てしまう事もあります。

    せっかくマットレスにしているのに、布団と同じ様なデメリットになってしまっては意味がありません。

    逆に柔らかいマットレスは、深く沈み込み過ぎて寝返りが打ちにくくなってしまいます。

    快適な睡眠が出来ている人は、数回寝返りを打てているのですが・・・
    寝返りを打てないと、同じ姿勢で同じ部分ばかりに負担がかかったり、マットレスとの接触部分に滞ってしまいやすい血流を上手く巡らせる事が出来なくなってしまいます。

    その結果、疲労感や痛みに繋がってしまうのです。

    自分に合ったマットレスの硬さを見つけよう!!


    体型や体格・体重など全く同じ人がいないように、マットレスも人によって合う硬さはそれぞれなのです。

    【「頭・背中・腰・ふくらはぎ・かかと」に適度に体重が分散する硬さ】と【寝返りのしやすい硬さ】のバランスが大事なのです。

    《マットレスを選ぶ時の簡単な3つのチェック方法》

    ①正しい寝姿勢を保てるか


    まずは、マットレスに仰向けになったときの寝姿勢を確認してください。
    立っている時の良い姿勢の状態と同じ状態に保てていれば理想の硬さです。

    立っている時の良い姿勢とは、【耳の穴、肩の中心、肘の中心、股関節(大転子)、膝の中心、くるぶし】と頭から足まで真っ直ぐのラインができていれば、良い姿勢です。
    ※良い姿勢の詳しい説明はこちら
    腰が沈みすぎて正しい姿勢が崩れるマットレスは、柔らかすぎるので避けましょう。

    ②腰とマットレスの間のスキマが無いか


    自分に合った硬さのマットレスはバランス良く体重が分散されている為、腰などに負担が集中せず、正しい寝姿勢を保てます。
    そこで、仰向けになった時に腰が浮かないかを確認しましょう。
    腰とマットレスの間にスキマがある場合は、体重がバランス良く分散出来ていない証拠です。
    マットレスが硬すぎるので避けましょう。

    ③寝返りが打ちやすいか


    マットレスの硬さを確認するときは、仰向けに寝るだけでなく、何回か寝返りも打ってみてください。
    寝返りがスムーズに打てれば、適度な硬さだといえます。逆に、寝返りを打ちにくいものは柔らかすぎるので避けましょう。
    このように、自分に合ったマットレスの硬さを選ぶのは、実際に触って寝てみないと分かりません。

    手軽にネットで買ってしまう方もいるようですが、実際ショールームなどマットレスが置いてある店舗に行って試しながら選ぶ事がとても大切です。

    また、色々な素材やメーカーなどがあり過ぎて迷ってしまうと思います。
    その場合は、販売員さんに相談しながら、自分でもチェック項目に当てはまるか確認しながら選ぶのがオススメです。

    最終的には、自分の寝た感覚が大事になって来るので、色々試して選ぶようにしましょう!!
    この記事を書いた人

    天白植田院 院長

    フジタ マサユキ

    こんにちは!!天白植田院 院長の藤田です。学生時代から筋トレをするのが好きで今でも続けているのですが、はじめの頃はよく怪我をしていました。フォームもしっかり気を付けて行っているのに頻繁に腰や肩を痛めてしまっていて、すごく悩んでいました。そんな時に整体に出会って、身体の歪みが原因だという事を知りました。左右の歪みや巻き肩など、歪みによって正しい可動域で身体を動かすことが出来ていなかったのです。身体が歪んでいればバランス良く身体を動かす事が難しくなるため怪我にも繋がりやすくなってしまいます。この時の経験がきっかけで整体に興味を持ち、直ぐに整体の世界に飛び込みました。まず整体学校で東洋医学・基礎医学・解剖学・筋肉調整術・骨格矯正術などを学び卒業し、その後中国に渡り本場の治療法を学びました。これまで、様々な痛み、不快症状、歪みに対応できるよう技術を磨いてきました。数多くの施術を経験してきた中で、痛み・姿勢の改善・産後の不調改善などどのような症状でも対応できるようになってきました。おかげさまで、整体・骨盤矯正はもとより産後の骨盤矯正の施術にも高い定評があり、ご好評頂いております。どこに行っても改善されなくて困っている方に1人でも多く笑顔になってもらえるよう、手技術と知識を生涯掛けて研究・勉強して根本的に改善する事のできる整体師として1番をとれる様に今後も日々精進してまいります。

    宜しくお願いします。

    資格・略歴
    平成6年生まれ
    中国整体(推拿)師養成学校卒業
    山東中医薬大学付属病院 推拿科(整体科)留学
    尾頭橋整体院 天白植田院 院長
    日本骨格矯正研究会員
    JHA会員
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