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2021.04.07
その他

プロの整体の先生向け!!【尾頭橋整体院施術講座】No.5

目次

    ・自分の施術に自身が無い先生
    ・施術で結果が出せない先生
    ・自分の施術をワンランクあげたい先生
    ・矯正をほぐしで誤魔化している先生

    施術でお悩みの先生、もっと技術をあげたいとお考えの先生は、是非ご参考にして下さい!!


    ■股関節の外方変位・内方変位矯正法


    股関節の変位による可動時の痛み、可動域を広げる等股関節周りの様々な不調に適応。
    激しい運動の直後に歪みによって引き起こされた痛みなど急性の痛みにも効果的です。

    1)臀部(梨状筋)、内転筋をしっかり緩めておきます。

    2)患者を仰臥位、片方の足を術者の肩に乗せ軽く膝を曲げる形でセットします。

    3)術者は指を組む形を作り、患者の脚の付け根にセットします。

    4)股関節を浮かせる感覚で固定した手を引き、引きながら術者は身体を使って患者の脚を前方に倒します。(これを数回繰り返す)

    5)患者の膝を曲げ、術者は患者の外側から膝下を通って膝蓋骨を包むように手をセットし、もう一方の手を患者の大転子を包むようにセットします。(手の位置は動画を参照してください)

    6)大転子側の手で軽く圧を加えながら股関節に回旋の動きをつけていきます。 患者側に脚を倒すときに外旋、膝蓋骨を引きながら内旋。(これを数回繰り返す)

    7)矯正部位が上になるように患者は側臥位で寝かせます。 術者は施術台の上に座り、患者の下の脚を折りたたみ、上の脚は伸ばした状態で足首をしっかり保持します。 術者は両足で患者の下の足をロックし患者には施術台の上部を手で掴んでもらいましょう。

    8)患者に脱力してもらい、下の脚のロックを緩めずゆっくり脚を引っ張ります。 この時患者の身体が引きずられないよう、施術台をしっかり掴んでいてもらいましょう。 股関節が浮いたのを確認し、引いた手を緩めて完了となります。

    ※足を引くときはゆっくり引くように気を付けてください。
    ※骨粗鬆症の患者には⑦⑧は行わない様にしましょう。

    ※整体業に携わっていない方は、危険ですので行わないで下さい。
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