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2021.12.30
産後骨盤矯正

体型を戻したい…産後の腹筋はいつからいいの?

目次

    当院に来院される産後ママさんから、『出産後お腹のたるみが気になって…腹筋やってもいいいんですか?』とよく質問されます。

    産後すぐに腹筋をしてもいいのか?また、いつから腹筋をしてもいいのでしょうか?


    産後の身体の変化は?


    産後ママさんのお腹は、妊娠、出産により腹筋や骨盤底筋群や皮膚が伸びきっている状態になります。
    放っておいても、そのままでは以前のようには戻ることはありあせん。
    その影響で、産後太りで体型が崩れたり、体の不調につながることもあります。

    そして、妊娠中は腹筋をあまり使わなくなるので筋肉量は減少していきます。更に妊娠中や出産の時に、赤ちゃんが産道を通りやすくするために、リラキシンというホルモンを分泌して骨産道となる骨盤の靭帯を緩めていきます。
    リラキシンによって関節や靭帯がゆるむと筋肉だけでゆるんだ骨盤を支えることになり、その影響で筋肉が正常な位置からずれたり引っ張られたりと体の負担が大きくなります。

    また、お腹が大きくなるにつれて、大きく重くなったお腹は下に落ちていき、持ち上げようと後ろに反る姿勢が続き、腹筋が伸ばされてしまい、腹筋を使う機会が減ることで基礎代謝も低下し、妊娠中に溜めた皮下脂肪を燃焼することができず体型が崩れてしまいます。


    産後太りには腹筋は効果はあるの?


    妊娠によって蓄積された脂肪は、できるだけケアした方がいいでしょう。
    そのためには、腹筋を鍛えるのは効果的です。

    妊娠で運動を制限されていただけに、腹筋そのものがかなり弱くなっています。
    腹筋を一から鍛え直すことによって下腹部が引き締まると同時に、体を支える力がつくので姿勢も良くなります。

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    産後の腹筋はいつから?


    体型が崩れていたら、すぐにでも腹筋をして体型を戻したいですよね。
    でも、2週間程は安静にして、授乳など赤ちゃんに関する最低限のお世話にとどめてママの回復を最優先しましょう。

    そして、産後6~8週間は『産褥期』という、妊娠中に起こった体の変化が妊娠前に戻っていく期間ですので、
    出産したことで女性ホルモンが急激に減少したり、子宮が元の大きさに戻るために収縮して痛みを感じたり、悪露が続くこともあるので激しい運動など無理は禁物です。
    また、産後6ヶ月は関節や靭帯を緩めるホルモン『リラキシン』が出てます。
    妊娠前の状態に戻るには3ヵ月~1年もの長い時間が必要になります。まだまだママの体は本調子ではありません。すぐに腹筋運動を始めるのではなく軽めの体操やストレッチや、有酸素運動がおすすめです。

    本格的な腹筋運動は産後7ヶ月~1年からがおすすめです。

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    この記事を書いた人

    名古屋北院 院長

    イシザワ ヨシユキ

    整体師の石澤義方です。学生時代ラグビーをやっていて腰を痛め長い間腰痛に悩まされていました。

    そんな時にとある整体院にかかり腰痛がウソのようになくなり、それまでの苦痛と不自由な生活がなくなり、精神的にも余計な不安がなくなった事により気持ちが前向きになり生活も明るく送ることが出来るようになりました。この経験により世の中にそれまでの私のように身体の痛みで苦しんでいる人の手助けになる事をしたいと思い整体師の道を選びました。私の整体療術の信念は身体の痛みで悩まれてる方の一人でも多くの方が心身共に明るい生活を送れるような施術を心がけておりますので、安心してお任せください。

    資格・略歴
    昭和42年生まれ
    山形県出身
    日本骨格矯正研究会員
    尾頭橋整体院勤務
    JHA会員
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