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2023.04.16
整体(骨格・骨盤矯正)

【整体】子どもの腰痛・猫背はランドセルが原因!?

目次

    こんにちは!!名古屋市天白区の植田一本松にある、尾頭橋整体院 天白植田院 院長の藤田です。

    近年小学生の腰痛・肩コリが増加している事を知っていますか?

    最近話題になっている『ランドセル症候群』というのが原因のようです。
    今回は、ランドセルが及ぼす子どもの姿勢への影響をお話していきます。

    ランドセル症候群って何?


    『ランドセル症候群』とは、ランドセルが重たくて、子どもが心身に不調をきたす事を言います。

    重いランドセルを背負う事で姿勢が悪くなったり、痛みを感じる事が増えていて、
    また痛みが要因で精神面にまで悪影響を及ぼし、通学が憂鬱になったりする事もあるそうです。

    近年、腰痛に悩んでいる子どもが増えているのですが、その原因は、重すぎるランドセルなのです!!

    ランドセルが重くなっている原因は、ゆとりからの脱却で教科書の厚みが増えたなどが理由なようです。

    また、子供の体力低下も腰痛・肩コリになる一つの要因になっています。

    ランドセルが重すぎると後ろに重心が引っ張られ、特に腰への負担が大きくなります。

    また、重くなると肩への負担が大きくなるので肩コリの原因にもなります。
    更に、重さが原因で背中を丸めて前傾姿勢で歩く子も多く、猫背になってしまっている場合が多いです。

    ランドセルってこんなにも重いの!?


    本来背負うのに適正な重さは体重の10%程度で、小学校の低中学年なら2~3キロ程度になるのですが、
    【小学1年生では平均約3.7㎏、小学6年生では平均約5.4㎏】になっており、大抵の子が理想の重さからオーバーをしているそうです。

    小学校1~3年生1,200名を対象にアンケート調査を行った所、【10人中9人が重いと感じている・3人中1人が痛みを感じている】という結果になったそうです。

    「ランドセル症候群」という言葉が大きくクローズアップされた背景には、教材が増えている事や「置き勉(学校に教材を置いていくこと)禁止」であることが一因として挙げられます。

    しかし、すぐに重さを何とかする事は難しく、現状何も変わっていないのも事実なのです。

    『ランドセル症候群』を予防する方法


    ◆正しくランドセルを調整してあげましょう!!


    まずは、正しく肩ベルトを調整して背負いやすくしてあげましょう。
    ランドセル重さによる身体への負担を減らすのに大切なのが、肩ベルトの調節です。

    肩ベルトの位置を合わせる事により、ランドセルが背中にピッタリくっつくようになります。
    ランドセルと背中に空間があればあるほど、身体への負担が大きくなってしまうので、しっかり確認してあげましょう。

    ◆ランドセルの重心にも注意をしよう!!


    背負ってみた時に、もしランドセルの重心が身体の低い位置にきてしまっているなら良くありません。

    実は重心が低い位置にきている時は、背負った時に重さを感じやすく、身体への負担が大きくなります。
    分かりやすい目安は、ランドセルの上部分が肩ベルトよりも高い位置にくる様にすると良いです!!
    ※子どもはすぐに身長が伸びて体格が変わるので、定期的に肩ベルトが身体に合っているか親御さんが確認してあげましょう。

    ◆中身の入れ方も工夫をしよう


    重いランドセルは、ランドセルそのものの重さというよりも中身に大きく原因がある事がほとんどです。

    しかし、中の荷物を減らすのは簡単にいかないのが現実です。

    簡単に出来る工夫をまとめてみました。

    ・出来るなら、置き勉を活用する
    ・ランドセルの中で重たいものは背中側や上部に配置する
    ・手提げを持たせて荷物を分散させる

    ちょっとしたポイントをおさえるだけで、負担は大きく変わります。
    是非、試して下さい!!

    一度崩れた姿勢は、自然には戻らない


    ランドセルの重さで崩れてしまった姿勢は、なかなか自然には戻ってくれません。
    それどころか、酷くなる事の方が多いです。
    痛みがある場合などは、見た目では分かりにくくても骨格に歪みが出ている可能性が高いです。

    成長期の子どもが、悪い姿勢のまま背骨が成長していくと、酷い場合は背骨自体が変形をしてしまい、側弯(背骨が湾曲する)に繋がってしまう事もあります。

    悪い姿勢をそのまま放置しておくのは、成長期の子どもに悪影響を及ぼす可能性がすごく高いのです。

    姿勢が悪い・痛みが出ている場合、お子様にも整体・骨盤矯正で身体の歪みを解消してあげる必要があります。

    骨格のバランスが整ってくれれば、痛みは解消して良い姿勢も取りやすくなります。

    小さいお子様の場合、自分から不調を訴えるのが上手くないので、気づいた時には悪化していたなんて事もあります。

    姿勢が悪くなってきた、病気では無いが体調が悪そうなど「ランドセル症候群」のような症状に気づいた時は、早めにお子様の身体のケアをしてあげることが、悪化を防ぎ改善に向かっていけます。

    尾頭橋整体院の「こども整体」


    尾頭橋整体では、小さなお子様でも整体・骨盤矯正を施術する事ができます。

    これまでも多くの小学生の施術実績がありますので、安心してお任せ下さい。
    基本は非常に優しいタッチの整体ですので小さいお子様も安心して受けられる整体です。
    痛い整体ではありませんのでご安心下さい!!
    小学生で腰痛を訴えるお子様がいたら早めに改善する事をお勧めします。
    子どもだから大丈夫と過信せずに、注意して見てあげましょう!!

    子どもの頃からの腰痛・肩こりは放っておくと慢性化してしまう可能性が高くなります。

    お子様の姿勢の悪さに気がついたり、痛みを訴えたりした時は、早めに整体院で整えてあげましょう!!

    気になる事がありましたら、尾頭橋整体院にご相談下さい。

    ※尾頭橋整体院の『子ども整体』
    この記事を書いた人

    天白植田院 院長

    フジタ マサユキ

    こんにちは!!天白植田院 院長の藤田です。学生時代から筋トレをするのが好きで今でも続けているのですが、はじめの頃はよく怪我をしていました。フォームもしっかり気を付けて行っているのに頻繁に腰や肩を痛めてしまっていて、すごく悩んでいました。そんな時に整体に出会って、身体の歪みが原因だという事を知りました。左右の歪みや巻き肩など、歪みによって正しい可動域で身体を動かすことが出来ていなかったのです。身体が歪んでいればバランス良く身体を動かす事が難しくなるため怪我にも繋がりやすくなってしまいます。この時の経験がきっかけで整体に興味を持ち、直ぐに整体の世界に飛び込みました。まず整体学校で東洋医学・基礎医学・解剖学・筋肉調整術・骨格矯正術などを学び卒業し、その後中国に渡り本場の治療法を学びました。これまで、様々な痛み、不快症状、歪みに対応できるよう技術を磨いてきました。数多くの施術を経験してきた中で、痛み・姿勢の改善・産後の不調改善などどのような症状でも対応できるようになってきました。おかげさまで、整体・骨盤矯正はもとより産後の骨盤矯正の施術にも高い定評があり、ご好評頂いております。どこに行っても改善されなくて困っている方に1人でも多く笑顔になってもらえるよう、手技術と知識を生涯掛けて研究・勉強して根本的に改善する事のできる整体師として1番をとれる様に今後も日々精進してまいります。

    宜しくお願いします。

    資格・略歴
    平成6年生まれ
    中国整体(推拿)師養成学校卒業
    山東中医薬大学付属病院 推拿科(整体科)留学
    尾頭橋整体院 天白植田院 院長
    日本骨格矯正研究会員
    JHA会員
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