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2023.05.07
プレママ整体

妊婦さんが歩くのを進められる理由!!

目次

    こんにちは!!名古屋市天白区の植田一本松にある、尾頭橋整体院 天白植田院 院長の藤田です。

    妊娠すると、お医者さんから日常的に歩くことを進められるのですが、その理由を知っていますか?

    運動不足にならない為くらいに思っている方が多いのですが、実は多くのメリットがあるのです。
    今回は、妊婦さんが歩く事で得られるメリットを紹介していこうと思います。

    妊婦さんが歩くメリット


    ①妊娠中の体重管理


    妊娠中は、赤ちゃんの成長に伴い、体重が増加します。

    また、つわりが終わった後に食欲が戻ると、食べすぎてしまう妊婦さんが多くなり、体重が増えすぎて健診で怒られたなんて話は良く聞きます。

    妊娠するとホルモンの影響で、甘い物が無性に食べたくなったりするなど、食に対する気持ちが変化しやすくなるそうです。

    多少の食事制限も大事ですが、散歩やウォーキングで余分な脂肪を燃焼させてあげれば、体重が過剰に増加することを防いでくれます。

    適切な量の体重増加は健康的であり、逆に過剰な体重増加は妊娠高血圧症候群や糖尿病などの合併症のリスクを高めることがあります。

    歩くことで、運動不足を解消して体重を管理し、妊娠中の健康状態を維持出来ます。

    ②血行促進


    妊娠中には、体内の血液の量は増加します。それと、同時に血液が循環する場所も増えます。

    その為、妊婦さんは通常よりも血行不良になりやすいのです。

    また、妊娠中は、血管が拡張し、血流が遅くなることがあります。
    これは、下肢のむくみや足の痛み、または静脈瘤などの症状を引き起こす可能性があるのですが・・・

    歩くことで、脚の筋肉を動かすことが出来、血液の循環を促進しこれらの症状を緩和することができます。

    これにより、妊婦さんの体内の酸素や栄養素の供給が改善され、赤ちゃんの成長や発育に良い影響を与えることができます。

    ③腰痛の軽減


    妊娠中には、お腹の中の赤ちゃんの重みが増えるため、腰痛や腰部の痛みが起こることがあります。

    しかし、歩くことで、脚腰の筋肉が鍛えられ、腰痛の緩和につながります。

    また、歩くことで、腰部の筋肉が柔らかくなるため、出産時にも腰痛を軽減することができます。

    ④便秘の改善


    妊娠中には、ホルモンバランスの変化や子宮の圧迫などの理由から、便秘になりやすくなります。

    しかし、歩くことで、腸の運動が促進され、便通を改善することが出来ます。

    便秘を改善することで、おなかの膨らみや不快感を軽減することにも繋がります。

    ⑤心身のリラックス


    妊娠中には、ホルモンの変化やストレスが原因で疲労が感じやすくなったり、不眠症やイライラなど精神的にも落ち込みやすくなるなどの症状が現れることがあります。

    しかし、歩くことで、自然なリズムで呼吸をすることが出来、心身をリラックスさせることに繋がり、新鮮な空気を吸うことができ、リフレッシュすることが出来ます。

    また、運動することで「セロトニン」別名【幸せホルモン】の分泌が活発になるので精神的に安定しやすくなり、睡眠の質を上げる効果も期待できます!!

    ⑥基礎体力・持久力向上で分娩がスムーズになる


    妊娠中の運動は、分娩のスムーズな進行にも影響します。

    妊娠すると身体を動かす機会が減ってしまうので、筋力がどんどん落ちていってしまいます。

    また、出産は思っている以上にハードで長時間痛みに耐える持久力が必要になっていきます。

    ウォーキングを習慣化することにより、無理なく体力・持久力を付けることが出来ます。

    また運動によって、骨盤周りの筋肉が強化され、分娩時の陣痛が効果的に働くようになってくれます。

    妊婦さんが歩くことは、健康的であるだけでなく、妊娠期間中の健康維持・出産にとって非常に重要です。

    無理に歩かない方が良い場合もあります!!


    妊娠初期はあまり無理しないで


    妊娠初期は、つわりに苦しんでいる妊婦さんも多く、母子共に不安定な時期なので、辛い時は無理せずのんびり穏やかに過ごしてあげて下さい。

    娠中期に入れば初期流産のリスクもかなり減ってくれますし、つわりも治まってくれる妊婦さんが多いので無理せず、体調が回復してから歩いてあげて下さい。


    医師からの指示に従いましょう


    例えば、妊娠高血圧症候群や早産の危険がある場合、安静にしている必要があります。

    お医者さんの指示に従い、安静指示が出ていて運動をとめられたら、無理せず安静にのんびり過ごしてあげましょう!!

    歩くことで体調が悪化したり、なにか症状が現れた場合には、無理せずお医者さんに相談して指示に従いましょう!!

    人それぞれ身体の状態は違います。
    健康的な妊娠期間を過ごす為には、お医者さんと相談しながら運動をしていくことが大切です。

    痛みがあって歩くのが辛い方へ


    紹介した通り、妊婦さんが歩くことには多くのメリットがあります!!

    しかし、運動には無理のない程度の注意が必要です。

    特に、妊娠中期以降は、腰や骨盤の負担が増すため、無理に動きすぎて筋肉や靭帯が負傷して動けなくなり、その結果運動不足になるなんてこともあります。

    また、骨盤や骨格が歪んでいたりすると、大きくなってきたお腹が負担になって痛みや不調が出やすくなります。



    特に、妊娠前から姿勢が悪く体の歪みが大きい方ほど、お腹が大きくなって来ると不調が出やすくなる傾向があります。

    尾頭橋整体院では、妊娠中の整体にも力を入れております。

    妊娠中に整体を受けれることを知らない方もまだまだ多いようですが、実は妊娠16週~36週までの安定期なら施術は可能なんです。

    しっかり整体で矯正してあげれば、姿勢も良い状態にすることが出来、さらに子宮を高い位置に上げる事が出来るので、お腹の上の方が大きくなり内臓や血管の圧迫もなくなり体調が良くなりやすいです。

    妊娠中に出来る限り子宮を高い位置に保つことで安産にもつながります。

    気になる方は、一度プレママ整体(妊娠中の整体)を受けてみてはいかがでしょうか!?

    痛みは我慢せずにしっかり解消してあげましょう!!

    痛みが解消すれば、継続的に楽しく歩くことが出来るようになります。

    当院では、お客様の状態に合わせた施術やアドバイスを行い、健康的な妊娠期間をサポートさせて頂きます。
    この記事を書いた人

    天白植田院 院長

    フジタ マサユキ

    こんにちは!!天白植田院 院長の藤田です。学生時代から筋トレをするのが好きで今でも続けているのですが、はじめの頃はよく怪我をしていました。フォームもしっかり気を付けて行っているのに頻繁に腰や肩を痛めてしまっていて、すごく悩んでいました。そんな時に整体に出会って、身体の歪みが原因だという事を知りました。左右の歪みや巻き肩など、歪みによって正しい可動域で身体を動かすことが出来ていなかったのです。身体が歪んでいればバランス良く身体を動かす事が難しくなるため怪我にも繋がりやすくなってしまいます。この時の経験がきっかけで整体に興味を持ち、直ぐに整体の世界に飛び込みました。まず整体学校で東洋医学・基礎医学・解剖学・筋肉調整術・骨格矯正術などを学び卒業し、その後中国に渡り本場の治療法を学びました。これまで、様々な痛み、不快症状、歪みに対応できるよう技術を磨いてきました。数多くの施術を経験してきた中で、痛み・姿勢の改善・産後の不調改善などどのような症状でも対応できるようになってきました。おかげさまで、整体・骨盤矯正はもとより産後の骨盤矯正の施術にも高い定評があり、ご好評頂いております。どこに行っても改善されなくて困っている方に1人でも多く笑顔になってもらえるよう、手技術と知識を生涯掛けて研究・勉強して根本的に改善する事のできる整体師として1番をとれる様に今後も日々精進してまいります。

    宜しくお願いします。

    資格・略歴
    平成6年生まれ
    中国整体(推拿)師養成学校卒業
    山東中医薬大学付属病院 推拿科(整体科)留学
    尾頭橋整体院 天白植田院 院長
    日本骨格矯正研究会員
    JHA会員
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