2019.06.14
プレママ整体

妊娠中のこむら返り

目次

    妊娠してお腹が大きくなってくると、「こむら返り」に悩む人が多くいます。



    こむら返りとは、「腓(こむら)=ふくらはぎ」に突然起こる筋肉の痙攣(けいれん)で、足がつって動かせなくなり、痛みが生じる状態のことをいいます。

    こむら返りは、激しい運動をして筋肉が疲労した時などに起りやすいですが、妊娠による体の変化から妊婦中はこむら返りが起こりやすくなります。

    特に、妊娠中期から後期にかけて起こる事が多いこむら返りですが、どのような対策をとれば回避することができるのでしょうか?

    妊娠中にこむら返りになりやすい原因


    血行不良


    妊娠中はどうしても運動量が減ってしまうので、運動不足で下肢の筋肉を使わない状態が多くなります。

    さらに、胎児の成長にともなってお腹が大きくなるため、下肢へかかる体重も増えて筋肉に負担がかかり、血管も圧迫されてしまうのです。

    それによって、下肢の血行が悪くなって筋肉は酸素不足になりやすく、筋肉が痙攣を起こしやすくなります。



    また、冷えによって血行不良になってしまう事もあるので気を付けましょう。

    妊娠中に起こるミネラル不足


    ミネラルが不足すると、こむら返りになりやすくなります。

    赤ちゃんへ栄養を送ったための栄養不足・つわりや食生活の変化などで妊娠中はミネラル不足になりやすいのです。

    血液中のミネラルの割合が減ってしまうと、筋肉や神経が興奮して痙攣が起こりやすくなり、こむら返りの原因となってしまいます。

    赤ちゃんの体はもちろん、健康なママの体を維持するには、しっかり栄養をとってミネラル不足にならないようにしましょう。

    対策方法


    こむら返りが起きたら足を伸ばしたりストレッチをするなどの方法がありますが、起きる前の対策が肝心です。

    運動で血流促進


    妊娠中の運動は、動くのが大変なので面倒臭がってしまう方も多いですが、こむら返りを防ぐには非常に有効です。

    下半身の血行を促してあげるのが目的なので、激しい運動や頑張りすぎる必要はありません。



    軽いウォーキングや毎日のストレッチで筋肉を積極的に動かしてあげましょう。

    就寝中の冷え対策


    妊娠中は体温が高くなるので、今までよりも暑く感じることがあります。

    しかし、薄着でいると体が冷えてしまい、冷え性や血行不良などが起きてしまいます。

    下半身を冷やさないよう、腹巻きやタイツなど使ってお腹周りや骨盤まわりなどを温めてあげましょう。

    さらに、足が冷えやすい人は、緩めの靴下やレッグウォーマーなどを履くのも、予防につながります。

    また、お風呂もシャワーで済ませず、毎日湯船にゆっくり浸かって血行を良くしてあげましょう。


    食事でミネラルを積極的に摂りましょう


    ミネラル(カルシウム・マグネシウム・カリウム)を多く含む食事を心がけて摂りましょう

    【カルシウム】乳製品、しらすなど骨まで食べられる魚介類、葉物の野菜など
    【マグネシウム】わかめなどの海藻類、大豆製品、ピーナッツなどの木の実など
    【カリウム】イモ類、果物など

    プレママ整体で血行促進


    妊娠中の体の変化は、セルフケアでは追いつかない事が多いものです。

    プレママ整体で、骨盤を矯正して、子宮を高い位置に上げてあげることで、下肢・血管への圧迫を取り除いてあげる事が出来ます。

    すると、自分ではどうしても改善できない血行不良や冷え性を改善する事ができます。



    さらに、妊娠中の腰痛・肩こり・股関節痛など多くの症状を改善することも出来ます。

    尾頭橋整体院の整体師は、専門的な知識と技術を持った整体師です。安心してお任せください!!

    気になる方は、一度ご相談ください。

    ※プレママ整体についてはこちら!!
    この記事を書いた人

    天白植田院 院長

    フジタ マサユキ

    こんにちは!!天白植田院 院長の藤田です。学生時代から筋トレをするのが好きで今でも続けているのですが、はじめの頃はよく怪我をしていました。フォームもしっかり気を付けて行っているのに頻繁に腰や肩を痛めてしまっていて、すごく悩んでいました。そんな時に整体に出会って、身体の歪みが原因だという事を知りました。左右の歪みや巻き肩など、歪みによって正しい可動域で身体を動かすことが出来ていなかったのです。身体が歪んでいればバランス良く身体を動かす事が難しくなるため怪我にも繋がりやすくなってしまいます。この時の経験がきっかけで整体に興味を持ち、直ぐに整体の世界に飛び込みました。まず整体学校で東洋医学・基礎医学・解剖学・筋肉調整術・骨格矯正術などを学び卒業し、その後中国に渡り本場の治療法を学びました。これまで、様々な痛み、不快症状、歪みに対応できるよう技術を磨いてきました。数多くの施術を経験してきた中で、痛み・姿勢の改善・産後の不調改善などどのような症状でも対応できるようになってきました。おかげさまで、整体・骨盤矯正はもとより産後の骨盤矯正の施術にも高い定評があり、ご好評頂いております。どこに行っても改善されなくて困っている方に1人でも多く笑顔になってもらえるよう、手技術と知識を生涯掛けて研究・勉強して根本的に改善する事のできる整体師として1番をとれる様に今後も日々精進してまいります。

    宜しくお願いします。

    資格・略歴
    平成6年生まれ
    中国整体(推拿)師養成学校卒業
    山東中医薬大学付属病院 推拿科(整体科)留学
    尾頭橋整体院 天白植田院 院長
    日本骨格矯正研究会員
    JHA会員
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