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2022.11.27
整体(骨格・骨盤矯正)

寒くなると起きやすくなる「こむら返り」、足がつる原因!!

目次

    こんにちは!!名古屋市天白区の植田一本松にある、尾頭橋整体院 天白植田院 院長の藤田です。

    寒くなってくると、足がつる「こむら返り」ことが多くなるなんて経験はありませんか?

    こむら返りとは、「腓(こむら)=ふくらはぎ」に起こる筋肉の痙攣(けいれん)の総称で、「足がつる」とも言われます。

    ふくらはぎに突然、激痛が走るこむら返りは、運動中や就寝中に起きやすく、あまりの痛みで動けなくなってしまう事もあります。

    こむら返りとは?


    筋肉は、過剰に伸びたり、収縮したり、無理な動きをすると痛めてしまいます。

    それを防ぐために、「筋紡錘(きんぼうすい)」や「腱紡錘(けんぼうすい)」という、筋肉が正常に収縮するために働くセンサーが存在しています。

    このセンサーが何らかの理由で機能が低下すると、異常に筋肉が収縮したまま、緩まなくなった状態になり筋肉が痙攣してしまいます。

    この状態が、『こむら返り』です。

    センサーの機能が低下してしまう原因


    ミネラル不足


    こむら返りの最も大きな原因と言われているのが、ミネラル不足です。

    ミネラルは、筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズにする働きがあります。

    発汗では水分とともにミネラルは失われています。

    大量の汗をかいた状態で水だけを飲んでいると、体液が薄まってしまいます。

    ミネラルのバランスが崩れることで、神経や筋肉が過敏になり、筋肉をコントロールできなくなってしまうのです。

    運動時など多く汗をかく状況では、ミネラルバランスが崩れやすくなる為、意識してミネラルを補給する必要があります。

    発汗による脱水や冷え


    運動中や就寝中の発汗による脱水やその後の冷えなどは、血行不良を起こしてしまいセンサーの機能を低下させる原因になります。

    また、季節的に寒くなってくると身体が冷えやすく血行を悪くしてしまい、こむら返りの原因になってしまいます。

    運動不足


    体の中の血液や水分は循環していますが、立って生活している時間が長かったり、運動不足で下肢の筋肉を使わない状態では、血液が心臓に戻りにくくなってしまい血行不良になってしまいます。

    すると下肢の血液循環が悪くなって筋肉は酸素不足になりやすく、筋肉が痙攣を起こしやすくなります。

    こむら返りになってしまったら


    こむら返りが起きた場合は、応急処置として患部を伸ばしましょう。

    足の指を持ち、体の方へと引き寄せ、アキレス腱を伸ばしましょう。

    膝を伸ばした状態ですると、更に伸びてくれます。

    ※体が硬い方は、足の裏にタオルを引っ掛けて伸ばして下さい。

    また、壁に足の裏を押しつけて、ふくらはぎを伸ばしても良いです。

    ただし、無理やり一気に伸ばすと筋肉が損傷し、肉離れを起こすことがあるので、慎重にゆっくり伸ばしましょう。

    こむら返りの予防法


    ミネラル不足を防ぐ


    ミネラルとは、カルシウム・マグネシウム・カリウムなどです。

    日頃から食事でカルシウムやマグネシウムなど、ミネラルを多く含む食材を摂ることが大切です。

    《カルシウム》は、乳製品、大豆製品、葉物野菜、骨ごと食べられる魚(ししゃもやしらす)に多く含有されています。
    《マグネシウム》は、大豆製品、魚介、海藻、ナッツ類など
    《カリウム》は、イモ類、果物などに多く含まれています。

    これらの食品はミネラルだけでなく、ほかの栄養価もすぐれているので、意識的に摂取しましょう。

    運動中や就寝前は水分補給をしましょう


    運動時や就寝時は、水分不足でこむら返りが起こりやすくなります。

    運動中の水分補給では、水ではなくミネラルを十分に含んだスポーツドリンクが適しています。

    また、運動前にカリウムが豊富なバナナを食べるのも予防として有効です。

    就寝前には、水分不足にならないようコップ1杯のミネラルウォーターを飲むようにしましょう。

    身体を冷やさないようにする


    冷えもこむら返りの原因の一つです。冬は特に出来るだけ身体・足を冷やさないように気を付けましょう。

    お風呂も毎日湯船に浸かって血行を良くしてあげましょう。

    また足が冷えやすい人は、就寝時に緩めの靴下やレッグウォーマーなどを履くのも、予防につながります。

    適度に運動をしましょう


    定期的に運動する習慣をつければ、下肢への血行不良も改善され予防になります。

    しかし、ウォーミングアップが不十分のまま激しい運動をした時や、運動後の疲労物質が体内に残っている時は、特に筋肉の痙攣が起こりやすくなっています。

    運動の前後にしっかりとストレッチを行い、血行循環を促進させましょう。

    整体(骨格・骨盤矯正)でこむら返りを改善


    セルフケアでは、なかなか改善が望めない方もいます。

    その場合、整体で身体のバランスを整えてあげて見てはいかがでしょうか?

    実は、骨盤が歪むことで血管を圧迫して下肢への血流が悪くなり、こむら返りを引き起こしてしまっている、なんて事も多いのです。

    なので骨盤矯正をして骨格をしっかり整えるのも有効です!!

    特に、60歳以上の高齢の方は、加齢によりセンサーの機能が衰えてしまうので、こむら返りが起こりやすくなります。

    また、女性や妊娠中の方も『こむら返り』になりやすいのでしっかり予防をしましょう。

    気になる方は、一度ご相談下さい。

    ※妊娠中の〈こむら返り〉が気になる方は、こちらも参考にして下さい!!
    この記事を書いた人

    天白植田院 院長

    フジタ マサユキ

    こんにちは!!天白植田院 院長の藤田です。学生時代から筋トレをするのが好きで今でも続けているのですが、はじめの頃はよく怪我をしていました。フォームもしっかり気を付けて行っているのに頻繁に腰や肩を痛めてしまっていて、すごく悩んでいました。そんな時に整体に出会って、身体の歪みが原因だという事を知りました。左右の歪みや巻き肩など、歪みによって正しい可動域で身体を動かすことが出来ていなかったのです。身体が歪んでいればバランス良く身体を動かす事が難しくなるため怪我にも繋がりやすくなってしまいます。この時の経験がきっかけで整体に興味を持ち、直ぐに整体の世界に飛び込みました。まず整体学校で東洋医学・基礎医学・解剖学・筋肉調整術・骨格矯正術などを学び卒業し、その後中国に渡り本場の治療法を学びました。これまで、様々な痛み、不快症状、歪みに対応できるよう技術を磨いてきました。数多くの施術を経験してきた中で、痛み・姿勢の改善・産後の不調改善などどのような症状でも対応できるようになってきました。おかげさまで、整体・骨盤矯正はもとより産後の骨盤矯正の施術にも高い定評があり、ご好評頂いております。どこに行っても改善されなくて困っている方に1人でも多く笑顔になってもらえるよう、手技術と知識を生涯掛けて研究・勉強して根本的に改善する事のできる整体師として1番をとれる様に今後も日々精進してまいります。

    宜しくお願いします。

    資格・略歴
    平成6年生まれ
    中国整体(推拿)師養成学校卒業
    山東中医薬大学付属病院 推拿科(整体科)留学
    尾頭橋整体院 天白植田院 院長
    日本骨格矯正研究会員
    JHA会員
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