• TOP
  • コラム
  • 妊娠中の立ち姿勢が悪いと産後の歪みがひどくなる!?
2021.09.26
プレママ整体

妊娠中の立ち姿勢が悪いと産後の歪みがひどくなる!?

目次

    妊娠中の方の姿勢を見るとかなり崩れている方が多く、ほとんどの方が反り腰になっている印象を受けます。

    妊娠前と比べお腹が大きくなってしまうので、正しい姿勢がキープしにくくなってしまうのが大きな原因です。

    そこで、妊婦さんの正しい姿勢(立ち方)をお伝えしようと思います。

    無意識になってしまう反り腰


    妊娠中は、ホルモン(リラキシン)の影響で骨盤を安定させている靭帯が緩くなって、骨盤の関節や腰に負担がかかりやすくなっていきます。

    更に、妊娠後期にはお腹がどんどん大きくなってくるので、その重みで正しい姿勢をキープするのが難しくなってしまいます。

    主にこの2つが原因で反り腰になりやすくなってしまうのです。

    反り腰を放置しておくと・・・


    姿勢が悪い状態で、反り腰をほかっておくと腰痛や骨盤・股関節の痛み、肩コリなどの症状が出やすくなってしまいます。

    更に、産後も反り腰の癖がついた状態になってしまうので、ぽっこりお腹や恥骨・尾骨の痛みなど様々なトラブルの原因になってしまいます。

    正しい姿勢で反り腰を解消しましょう!!


    骨盤の関節・腰への負担を減らすような立ち姿勢をキープできるようにすることで、腰痛や骨盤・股関節の痛み、肩コリなどの症状を回避することが出来ます。

    更に、産後のトラブルの回避にもつながるので正しい姿勢をキープできるようしっかり意識して下さい。

    骨盤を立てます


    まず、おへそを凹ませる様に骨盤を起こし、立てていきます。
    この時、お尻の穴を締めてお腹に少し力を入れてあげると良いです。


    すると、お腹が前に出ててお尻太ももが後ろに下がっていたのが、お尻太ももが前に出てお腹が後ろに下がってきます。

    腰の反りが減って、お腹が下半身の真上に乗る様にしてあげましょう。

    重心を前にする


    重心をかかとより少し前(土踏まずの少し前)ぐらいに乗せてあげましょう。

    かかとに重心があると腰が反りやすくなってしまいます。

    背筋を伸ばす


    反り腰になっている方は、同時に猫背になっている方がほとんどです。

    背筋をしっかり伸ばしてあげて、目線も下ばかり見るのではなく、まっすぐ前を見るように心がけてあげましょう。

    腰が硬くて立てられない


    妊娠前から反り腰で癖が強くついてしまい、柔軟性がなく、なかなか骨盤を起こせないと言う方もいるかと思います。

    そんな方に簡単なストレッチをお教えします。

    腰のストレッチ方法


    柱や壁を使って、『頭→肩→お尻』がつくように立ちます。

    かかとは少し前に出して下さい。

    腰が反っている方は、背中と壁に隙間が大きく出来ていると思います。
    その隙間を埋めるように、背中を壁に近づけていきましょう。

    これを、繰り返し行い、背中と壁がついた状態をキープできるようになれば、骨盤を立てる感覚が身に付いて行きます。

    ※この体勢がきつい場合は、膝を曲げて行っても良いです。

    妊娠中の姿勢を見直してあげましょう


    妊娠中は、赤ちゃんの成長に伴って、姿勢が変化していきます。
    徐々に変化していくので、姿勢が変わったことを自覚しづらく、そのまま生活していると腰痛や肩コリなど不快症状が出やすくなってしまいます。

    また、妊娠中の骨盤は、通常よりもデリケートな時期なので、普段の姿勢を見直して、丁寧な生活を心がけるようにしましょう。
    そうすることで、妊娠中・産後のトラブルも少なく過ごして頂けると思います。

    とても快適に過ごすことが出来るのでぜひ実践してください。

    ※こちらも参考にして下さい!!
    妊娠中に気をつけたい姿勢!!(座り方)

    妊婦さんの為の寝方!!シムス位とは?

     

    プレママ整体(妊婦整体)の詳しい内容はコチラ
    この記事を書いた人

    天白植田院 院長

    フジタ マサユキ

    こんにちは!!天白植田院 院長の藤田です。学生時代から筋トレをするのが好きで今でも続けているのですが、はじめの頃はよく怪我をしていました。フォームもしっかり気を付けて行っているのに頻繁に腰や肩を痛めてしまっていて、すごく悩んでいました。そんな時に整体に出会って、身体の歪みが原因だという事を知りました。左右の歪みや巻き肩など、歪みによって正しい可動域で身体を動かすことが出来ていなかったのです。身体が歪んでいればバランス良く身体を動かす事が難しくなるため怪我にも繋がりやすくなってしまいます。この時の経験がきっかけで整体に興味を持ち、直ぐに整体の世界に飛び込みました。まず整体学校で東洋医学・基礎医学・解剖学・筋肉調整術・骨格矯正術などを学び卒業し、その後中国に渡り本場の治療法を学びました。これまで、様々な痛み、不快症状、歪みに対応できるよう技術を磨いてきました。数多くの施術を経験してきた中で、痛み・姿勢の改善・産後の不調改善などどのような症状でも対応できるようになってきました。おかげさまで、整体・骨盤矯正はもとより産後の骨盤矯正の施術にも高い定評があり、ご好評頂いております。どこに行っても改善されなくて困っている方に1人でも多く笑顔になってもらえるよう、手技術と知識を生涯掛けて研究・勉強して根本的に改善する事のできる整体師として1番をとれる様に今後も日々精進してまいります。

    宜しくお願いします。

    資格・略歴
    平成6年生まれ
    中国整体(推拿)師養成学校卒業
    山東中医薬大学付属病院 推拿科(整体科)留学
    尾頭橋整体院 天白植田院 院長
    日本骨格矯正研究会員
    JHA会員
    関連記事
    尾頭橋整体院公式Facebook 尾頭橋整体院公式Instagram